どうもー投資の力でアーリーリタイアを目指しているミドリムシです。
最近、プライベートも本業も副業もごたついてます。
どうも”やるべきこと”で頭がいっぱいで毎日スッキリしないのです。
過去にこのような状態に陥ったことを思い出しました。(当然、当時の方が症状は重いのですが)
20代に主任に昇格した時のことです。1日の仕事が終わった後に
- かけるべき電話がかけられていない
- 指示すべきタスクが指示できていない
- 会議の決定事項がフォローされず未実施
- 処理すべきメールが何十通も放置
これらが気になって日々モヤモヤするのです。
さまざまなToDo管理術を試しましたが、どれもしっくりきませんでした。
自分が抱えている知的労働や、近年のビジネスのスピード、複雑さにマッチしないのです。
すぐに変わっていく優先順に従来のToDoリストは対応できないと感じました。
そんなときに出会ったのがストレスフリーの整理術『GTD』です。
当時、入社5年目だった私には目から鱗の連続でした。
読了後、すぐに自分の仕事に取り入れてみると効果が抜群!高い生産性を発揮することができ、その後は同期No.1のスピードでマネージャーに昇格しました。
最近になって、人生の新たなプロジェクトが立ち上がり、本業、副業と”やるべきこと”が増えていく中で、私の『GTD』の仕組みを新たに見直すことにしました。そして、久しぶりに本書を本棚から取り出し読み直す中で、本書の色褪せない本質的な『やりかた』に改めて気づきブログで紹介することにしました。
現在は2020年度の改訂版がでているようですが、どうもそちらの評判がよろしくない。(誤字やレイアウト、デザインの問題のようです)
ということで、この記事では私が当時購入して今でも手元に置いている旧版をご紹介してます。PDAや携帯メールなど表現の古さはありますが本書の本質はそこではないので、旧版でも人生を変えるのに大きく貢献することでしょう。
ストレスの大半は”やりかけの仕事”
本書では、頭の中の”やりかけの仕事”を全部頭の外にだして、今やるべきことに集中できるようにすることを目的として構成されています。
そのための具体的な手法や判断ロジック(処理フロー)が示されていることが本書の一番の魅力でしょう。概念や理想を語るだけでなく、具体的なやり方にふれているHowTo本と言えます。
私が主任昇格当時に感じたモヤモヤの発生要因は次の通りです。
- やりかけの仕事が頭に残っていつまでも気になる
- 気になるから目の前のタスクに集中できない(そういえばあれは?の連続)
- やりかけの仕事が溜まっていくからもっと気になる
完全に負のループにハマっていました。
このループを抜け出したかった私にとって本書は救世主となってくれました。
『GTD』とは頭をすっきりさせて生産性を発揮するテクニックのこと
既に触れましたが『GTD』は、私がハマった負のループから抜け出す具体的な「やり方」です。
要点だけ整理すると次の3点に集約されます。
- 頭の中の「気になること」を”すべて”頭の外に出す
- すべての「気になること」について、求めるべき結果と次にとるべき行動を決める
- とるべき行動を自分が使いやすいシステム(仕組み)で管理して定期的にメンテナンスする
こでれだけです。とてもシンプルなのですが、いやいやこれができないから困ってるんだよ!という人も多いのではないでしょうか。
私もそうでした。
自己流のToDo管理だと、どうも中途半端な管理になり運用が定着しなかったり、モヤモヤ感がスッキリしないということを感じていました。
そこで私は確立された手法を求め本書に行きつきました。
私と同じく、やるべきことに忙殺され生産性の低下に悩んでいる方や、なんだかいつも忙しい気がしている方は、まずは本書の内容を愚直に実施してみることをお勧めします。
本書が本記事をご覧いただいた方の時間単価と向上と、明るい未来への一歩となることを信じています。
では、また!
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今回ご紹介した『GTD』はボトムアップアプローチによる手法です。散らかっている部屋をいかに片付けるかというHowTo本のようなものですね。
同じ事象に対して、別の切り口で見ることは問題の本質を理解する上でとても大切なことです。
”忙しいあまりに物事が捗らない”という事象に対して、トップダウンでアプローチしたい方は『エッセンシャル思考』がお勧めです。
こちらは部屋が散らかっているのは物が多いからだ、いかに物を増やさないようにするかというアプローチに近いです。
どちらも人生を変えるパワーを持っています。”忙しさ”から抜け出して自分の”やるべきこと”に集中したい方はぜひ読んでみてください。