人生

息子の病気が教えてくれた”後悔の少ない人生を送る秘訣”

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どうもー投資の力でアーリーリタイアを目指しているミドリムシです。

今日は少し語ります。

息子が病気になって、生き方を見直すことになりました。

気づきというか、前から頭ではわかってはいたけど実感が伴わなかったことが自分ごとになったということです。要は、人生観が変わったのです。

”私のような後悔を皆さんがしないように”そんな思いと、自分への戒めも込めてこの記事を書きました。

皆様の人生のお役にたてば嬉しいです。

別れを意識することで今を大切にできる

昔、ジョブズの有名なスピーチを見ました。人によって刺さる部分が違うし、同じ人でもステージによって刺さる部分が変わる素晴らしいスピーチです。

「毎日を人生最後の日だと思って生きてみなさい。そうすればいつかあなたが正しいとわかるはずです。」、「もし今日が自分の人生最後の日だしたら今日やる予定のことは私は本当にやりたいことだろうか?」このような一節をみなさんも見聞きしていると思います。私もその一人です。

でも、当時の私には実感がわかなかったです。

そりゃそうです。明日、死ぬ予定なんてないし、その実感もない。なんなら、数ヶ月先の仕事の予定もたんまり詰まっているわけで、明日死ぬかもしれないから本当にやりたいことをしろ!とは何事かと思ったものです。そもそも、そんなにやりたいことなんてなかったですし。

しかし、今はそのスピーチの意味が少しわかった気がしています。

15日に子供が緊急入院し、その次の日には癌を告げられました。ICUで人工呼吸器をつけてなんとか呼吸できている息子の姿をみて、彼を失うかもしれない恐怖に襲われました。

あの小さくて、暖かくて、ぷにぷにして、いい匂いのする息子を抱きしめられなくなるのかという恐怖と、なんで今までもっと息子と一緒の時間を過ごしてこなかったのかという後悔で頭がいっぱいになりました。

私は普通の毎日が過ごせることを、当然のことと思いすぎていて息子と過ごす時間を先送りしていました。

仕事して、勉強して、投資して、、、アーリーリタイアできたら家族と一緒の時間を過ごそうと考えていたのです。

当たり前のことですが、1歳の息子は1年間しか会えません、2歳の息子も、3歳の息子もそうです。今しかない子供と過ごす時間を先送りしていた結果、取り返しのつかないことになるところでした。

幸い息子は一命を取り留めて、今は投薬による治療を行なっています。

 

皆さんの中に、日々の忙しさから自分が本来大切に思っていたものを見失っている気がする人がいたら次のことを考えてみてください。

  • 自分がもし今夜寝て目覚めなかったら何に後悔するか
  • もし、自分の近くの人(親、配偶者、子供、友達など)が急に居なくなったら、どんな気持ちにになるか

想像の解像度をあげるために、リアルに考える必要があります。

自分や親しい人が病院のベットに横たわっています。どうやら普通の病室ではなく、集中治療室のようです。周りには多くの医療従事者が忙しなく動き回っています。そのなかで、ベットの上の人物は身動きひとつしません。体には何やらたくさんの線や管が繋がっています。口から管も入っています。ただただ、心電図の機械音がピー、ピーと鳴り響いているだけの空間の中であなたは何を思いますか?

 

どうでしょうか?当然、いやな気持ちがしたと思います。

その時が急にきた時、後悔が0ということはないでしょう。

でも、自分が何を大切にして生きていくかという価値観がはっきりしていれば、日々を大切に生きれるのではないでしょうか。

そして、その価値観に真正面から向き合って生きていく。

それが、息子が教えてくれた”後悔の少ない人生を送る秘訣”です。

 

正直、家庭より仕事を優先していたところがあります。家族と過ごす時間を最大化するために、投資でアーリーリタイアを目指すと言いながら、家族との時間を最小化していました。

本業と副業で家族と過ごす時間が少なくなっていたのです。

なんのために稼ぐのか?その本質を見失っていました。

みなさんは、何を大切に生きていきますか?

私のように稼ぐことを優先して、何に使う予定だったのかを見失わないようにしてください。

最後に付き添い入院中に簡易ベットの上で読んで私の心に刺さった書籍を紹介します。

今しかできないことに、惜しみなく金を使え

引用:DIE WITH ZERO

私の場合は、子供の成長は待ってくれないということ。明日もみんな健康だとは限らないことを思い知ったということです。

本書が人生をよりよく生きるためにお金とどう付き合うかの羅針盤になることを期待して紹介いたしました。

ではまた!

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