どうもー投資の力でアーリーリタイアを目指しているミドリムシです。
今日、2020年3月16日は金融界で大きな動きが2つありましたね。
世界的な量的緩和です。もう、出口はないのでしょうねー。量的緩和政策あるのみ、突き進むだけといった感じでしょうか。
このような世界的な流れのなかで、「ほらーやっぱり株はさがるから、投資はしないほうが安全じゃない」という誤った選択をすると数年後は完全に負け組です。
量的緩和により自分が持っている現金の価値が減衰していく。そんな世界で「投資をしない」という選択は負け組へ片道チケットです。
と、結論を書いたので後は私の記録のために今日の出来事をしたためます。
今日の大きなイベントは2つでした。
1つ目:FRBによる緊急利下
3月3日に0.5%の利下げを発表したばかりのFRBですが、日本時間16日の7時頃にさらなる利下げを発表。
これにより、アメリカもほぼゼロ金利となりました。
同時に米国債を買い入れて、市場に資金を直接供給する量的緩和政策も実施すると発表しました。
2つ目:日銀によるETF購入額を12兆円に倍増
世界各国の金融政策に足並みをそろえる形で、日銀もさらなる量的緩和政策を発表しました。
ETFの購入量を倍にするという政策です。金利は既にマイナス金利なので、今回はさらなる利下げは見送りとなりました。
この発表のあと、株は売り込まれて前日の終値から429安の17002円で取引を終えました。
アベノミクス!!黒田バズーカー!!との愛称で親しまれた量的緩和政策の影はいまはなく、マーケットの反応はいまいちです。
この記事を書いている時点のマーケットの状況
素晴らしいまでの全面安です。
私は株式投資をするなら米国が最も適している国だという立場の人間です。
なので、SP500に注目して話を進めます。
SP500の直近の高値は、3393ドルです。
そこから、20%下がれば弱気相場入りだと言われています。今は、30%弱下がっていますので弱気相場入りした言えます。
次の数字は押さえておきたい数字です。
20%ダウン 3393→2714
30%ダウン 3393→2375
40%ダウン 3393→2035
50%ダウン 3393→1696
リーマンショック時は50%ダウンを記録したというのも、1つ押さえておきたい数字です。
いずれにしても、過去の成功者の記録を見ればこのような弱気相場で仕込んだ株が、その後の資産形成のエンジンになったことは明らかです。
歴史に学ぶなら、「逆境また愛すべし」の精神で投資のスピードを加速させるときが来たと判断できるのではないでしょうか?
一方で、頭と尻尾はくれてやれの精神も忘れてはいけません。
100点は誰にも取れません。コツコツ積み立て投資、そのペースを少しアップさせてみる。そんな緩めの付き合い方で、マーケットと向き合っていこうと思います。