どもー投資の力でアーリーリタイアを目指していますミドリムシです。
今日は太陽光業者さんとの面談をしてきました。
紹介していただいた物件を例のごとく、ゴリゴリExcelでシミュレーションしてみた結果から見えてきたととは??
結論!!投資先としての旨味はだいぶ少なくなった太陽光。買い増しのメリットはなし!
これがミドリムシの結論です。そこらへんに出回っている物件はもうだめですね。
CFが出ないです。
CFが出ない太陽光を借入金で購入してしまうと、銀行の評価が悪くなり不動産投資へに影響がでてしまう。
従って、太陽投資は終了かなという結論です。
現状把握:野立て太陽光はもう終わり
2020年度の買取価格が発表されましたね。
低圧の固定買取制度は何とか残ったものの、全量買取はなくなり余剰買取のみとなりました。
これは、野立て太陽光の終了を意味します。
これから新たに土地を仕入れて野立て太陽光を開始することはできない。(余剰売電なら可能ですが、野立てで余剰売電は現実的ではない)
試合終了ですね。
野立て太陽光の試合終了が決まった今、私が今できるのはせっせと土地の仕入れを行ってきた業者さんからの購入です。
新規が無理なので、既に権利を押さえている物件を購入するということですね。
ということで、本日は関東周辺の在庫を多数保有する業者さんと面談しました。
面談から見えたこと:CFを生み出す投資としては魅力が減った
物件の詳細情報を入手して、Excelでゴリゴリやったんですが「20年間という長いスパンで儲ける投資」になったという印象です。
私が始めたときは、毎年コンスタントにCFを生み出してくれる投資でした。
今は次のような投資になってます。
1年目~3年目:消費税還付+償却資産税3年間ゼロの期間にキャッシュを蓄える
4年目~15年目:蓄えたキャッシュを食いつぶしながら借金を返済(年間8-20万のキャッシュアウト)
15年目~20年目:ボーナスタイム!一気に稼ぐ!!
という形です。
具体的に見ていきましょう。一番、極端な例ですが実際に紹介された物件を例に数字を見ていきます。
設備費用:3,940万 ※負担金込み
土地:60万 安すぎ!!
FIT単価:36円 高!!
年間予想売電収入:380万 (税込み)
表面利回り:9.5%
この物件を以下の条件で購入したとします。
手出し:土地の60万
借入:3,940万
借入期間:15年
金利:2.05%
これを課税事業者として購入したとして
売電収入 337万
返済 312万
償却資産税 0万 ※償却資産税3年ゼロの特例を受けた前提
その他経費 10万 ※電気代、視察、固定資産税など
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粗利 15万
60万の手出しで15万の利益!!利回り25%の投資なんてほかにないです!やるしかない!
しかも、翌年には消費税還付で
+ 390万
一瞬で手出しの費用を回収できます!!もう、やるしかない!!
でも待ってください、償却資産税の特例が切れたらどうなるの?
売電収入 337万
返済 312万
償却資産税 30万
その他経費 10万
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粗利 -15万
あれれ?急に粗利が赤字じゃないですかー。これが、4年目~15年目までを「キャッシュを食いつぶしながら借金を返済」と表現した理由です。
でも待ってください!!売電収入に消費税が含まれていませんよぉ!!
どうせ、最初は課税事業者で初めて途中で免税事業者に戻るんだから消費税を含めて考えましょう。
消費税を含めれば、消費税は33万だから 年間18万 の利益ですね!
なんだ、結局はめちゃくちゃ儲かる投資じゃないですか!!やっぱりやるしかない!!
となるんですが、ビビりのミドリムシはこうは考えなかった。。。。
益税といわれる消費税がいつまでも貰えるのか?
インボイス制度が導入されたあとは、どうなるのかわからんぞ!
ということで、この投資は消費税で儲けるというスタイルの投資になっており、今後の制度次第では毎年のCFがマイナスになることも考えられます。
もちろん、最悪のシナリオで検討しても20年後には60万が1400万になる投資であり魅力は半端ではありません。
それでも、ミドリムシがこの投資に手を出さないのは、銀行の評価を気にしているからですね。
次の一手として不動産投資を考えている身としては、銀行の評価も気にする必要があります。
4,000万の借入で年間18万のCFを生み出すっていうのはどうなんでしょう?
副業で転売でもやったほうが、効率が良い気がしちゃいます(;'∀')
ということで、太陽光の追加購入は見送りかなぁっと思うミドリムシでした。
皆さんは、どうお考えなんでしょうか?Twitterやコメント欄でご意見いただけると嬉しいです!!