サラリーマンが法人設立して日本政策金融公庫に融資の相談をしました。結果、1.07%の金利で1600万の融資を引き出すことに成功しました。
公庫に融資を申し込む際に必要となる創業計画ですが、書き始めようとする手が止まるという経験をしました。ということで、ブログで何を書いたか公開します。
これから太陽光投資をする人の参考になればと思います。
1.創業の動機
以下の内容で文章を組み立てました。
- 震災の影響で日本の電力事業に興味をもった
- クリーンエネルギーへの関心が高まった
- FIT法の後押しで事業化の見込みが立った
- エネルギーの安定供給に貢献したい
2.経営者の経歴
〇年〇月 xx大学xxx学部卒業
〇年〇月 xxx株式会社 入社
◆担当業務:xxx ◆役職:xxx
◆主な実績:xxxプロジェクトでxx賞を受賞。
3.取扱商品・サービス
取扱商品・サービスの内容
太陽光発電 売上シェア100%
セールスポイント
以下の内容を書きました。
- FIT法で買取価格が固定されていること
- 単価が18円であること
- 災害補償、定期点検、施工保証が含まれていること
販売ターゲット・販売戦略
以下の内容を書きました。
- FIT法により買い手が決まっていること
- 自然災害のリスクは保険で転嫁すること
競合・市場など企業を取り巻く状況
「R100」を例に再生可能エネルギーの需要は高まっていくという内容を書きました。
4.取引先・取引関係等
販売先:東京電力株式会社 100%
5.従業員
常勤役員:1名
6.お借入れの状況
個人の住宅ローンを書きかました。
7.必要な資金と調達方法
必要な資金:2,000万円 (設備費一式〇〇円、東京電力工事負担金〇〇円、土地〇〇円)
自己資金:400万円
日本政策金融公庫からの借入:1,600万円
8.事業の見通し(月平均)
「※事業の見通しについては、別紙「20年間の事業シミュレーション」をご参照ください」として、業者のシミュレーションにローン返済、保険、メンテ費、消費税還付金などを盛り込んだ別紙を用意しました。
9.自由記述欄
「・個人資産の状況については別紙をご参照ください」として、個人の金融資産状況を説明する別紙を要しました。
参考書籍
文章の組み立てや、公庫の融資の流れ、面談の様子などが参考になった書籍です。amazonの評価も高く、みなさん購入しているみたいですね。要チェックです。
特に文章の書きっぷりは参考になります。どのような文章構成で何を書けばいいのか、迷ったらこの本を参考にしました。
書籍を読んでいる時間がないお忙しい方は、こちらをどうぞ。
私が実際に提出した創業計画書をnoteで公開しております。
300円ですので創業計画書を書くという目的に絞れば、書籍よりコスパがよいかもしれません。
2021.9.26 追記
こちらのnoteおかげさまでご好評いただいています。
この記事以外では宣伝をしていないのですが、お忙しい皆さんの目に留まってご購入いただけています。
ご購入いただいた皆様にあらためて、お礼を申し上げます。
そして、新しいチャレンジの手助けを微力ながらさせていただいていることを嬉しく思います。
引き続きともに頑張っていきましょう!
チャレンジする人が増えているのは嬉しいのですが、あまりに同じ内容の創業計画書が流通するのも
いかがなものかと言う気持ちもあります。
近々、公開停止または値上げなどの対応を検討中です。