投資は余剰資金で行うのがセオリーです。お金に働いてもらうために投資するわけですが、その元手を増やすためには余剰資金を増やす必要があるわけです。
余剰資金を増やすにはまずは節約
余剰資金= 収入-支出
簡単な公式です。収入を増やすには、仕事を頑張って給料をあげるとか、副業をして収入の複線化を図るなどがあります。なんだか大変そうです。
ということで、まずは節約しましょうという話になってきます。
節約といっても、必ずしも生活の質を落とす必要はないです。無駄の排除で生活レベルをキープしながら節約できるのです。
一番簡単でインパクトが大きいのが車を持たないこと
ごくごく普通のサラリーマンと専業主婦の両親のもとで育ちましたから、子供のころから家に車があるのが当たり前の生活でした。自然と18歳のときに免許を取って、親の車を借りて友達や彼女と旅行に行くこともしました。車は便利で楽しいものです。
でも、車は金食い虫です。車がお金を生むことはないので、車を持つことは負債を抱えることと同じです。
買う時も100万単位でお金がかかり、買った後もランニングコストとして約20万/年かかります。
一年間のランニングコスト
項目 | 軽自動車 | コンパクトカー | 普通自動車 |
---|---|---|---|
自動車税 | 7,200 | 34,500 | 39,500 |
重量税 | 3,800 | 15,000 | 30,000 |
車検費用(見込) | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
自賠責保険料 | 13,600 | 15,110 | 15,110 |
任意保険料(見込) | 40,000 | 45,000 | 50,000 |
ガソリン代(見込) | 80,000 | 70,000 | 125,000 |
合計 | 194,600 | 239,610 | 329,610 |
本当にやべーやつです。。。
逆に言うと、車を持たないという選択をすることで、車を持つ生活と比べて約20万/年の余裕がでるということです。車の購入資金も考えるともっと余裕がでます。
サラリーマンは車を買う必要はない。駅近マンションを買うほうがいい。
私はサラリーマンなので、平日は電車で都内の会社に出社しています。平日は車に乗ることはできません。もし車を持っていたとしても土日にしか乗れないわけです。土日に100%車に乗るわけでもないですから、本当に車を持つ必要性を感じません。
仮に土日のどちらかに必ず車を利用するとしても、月に利用する回数は4回程度です。月4回車に乗るために駐車場代や自動車税、重量税を払う気になれないわけです。
車を買わずに、駅近のマンションを買ったほうが平日5日間の通勤時間が短縮されて費用対効果が高いと言えないでしょうか。
車を使いたいときはカーシェアリング or 実家に帰る
とはいえ、子供がいるとお出かけに車を使いたくなるシーンはあります。今は所有より共有の時代です。カーシェアサービスがとても充実していますから、車を持たなくても乗りたいときに一時的に借りることができます。
実家に帰って車を借りてもいいです。
車に乗らないと言っているのではく買わない、所有しないだけだす。無駄な駐車場代、税金は払う必要なしです。
なんとなく、家族ができたらファミリーカーとか、結婚したら車を持つとか、男なら車ぐらい持たなきゃという感情で車を持っているなら冷静に考えてみてください。
そのコストでもっと人生を豊かにできるかもしれません。