どうもー投資の力でアーリーリタイアを目指しているミドリムシです。
今日は「合同会社って融資に不利なの問題についてです。
私は法人化する際に「設立コスト」のみで判断して合同会社としました。
プライベートカンパニーなので株式会社にする必要なしという判断です。
私の周りの太陽光投資で法人化する人の多くも合同会社が多いです。
しかし、不動投資界隈にいくと少し事情が変わります。
「株式会社」を選択している人が多いのです。
今回の記事では、私の経験を元に本当に合同会社は融資に不利なのか?という点について述べてみます。
株式会社を選択する人たちの主張は”融資に有利”だから
投資目的の法人設立なのにコストが寄りかかる株式会社を選択するのは非合理に見えます。
では、不動産投資家が「株式会社」を選択する理由はなんでしょうか。
それは
融資に有利
だからと考えているからです。
Twitterやブログなどでも、不動産投資するな株式会社の方が良いという主張を目にするのではないでしょうか。
では、なぜ株式会社が融資に有利といわれるのでしょうか。
ネットでは株式会社の方が信頼されやすいなんてことが、まことしやかに囁かれております。
実はこのウワサ、完全には否定できません・・・
ミドリムシが行員に言われた「合同会社には融資しない方針」の真意
「今後は合同会社には融資しない方針となった」
これは某銀行(当ブログの読者ならすぐわかるかも)に融資相談に行った際に言われた言葉です。
理由は
「多法人スキームが問題になっているから」
とのことでした。
不動産投資界隈で流行ったスキームですね。
多法人スキームとは・・・
1法人1物件として「まだ他行からは融資受けてません。だから貸してね。」と融資を受けていき規模を拡大するスキーム。
このスキームには、設立費用が安い合同会社がピッタリ。
ということで、銀行さんは新設の合同会社って怪しくね?融資するのやめるは!
となりました。
これが
合同会社は融資に不利
のロジックです。
実際のところどうなの?
では、本当に合同会社は融資に不利なのでしょうか。
結論としては、「個別論なので一概に不利とはいえない」です。
実際に私は先程の発言をもらった銀行から、合同会社で融資を受けています。さらに追加の融資も相談中です。
私が合同会社でも融資を受けれた理由は2つあると考えています。
融資を受けれた重要ポイント
- 既に売上実績があった
- 新設法人ではなかった
私は1基目の発電所を公庫から融資していただき取得しました。
その売上実績があったことから「多法人スキームではない」と判断していただけました。
もう一つのポイントが「新設法人」ではなかったという点です。
出来立てホヤホヤの法人ですとやはり「多法人スキーム」を疑われやすいです。法人設立後、約1年が経過していて売上実績もあるという状況だったので融資を受けれたと推測されます。
今から設立するなら合同会社と株式会社のどちらがよいのか?
心理的に「株式会社」が絶対いいんだよ!という人以外は合同会社で十分だと考えています。
理由はざっと次の通り。
多法人スキームを疑われるじゃないか → 株式会社だって出来立てホヤホヤの新設法人なら疑われるでしょ
合同会社が理由で融資うけれなかったらどうするの? → あとから株式会社にすればいい
という感じです。
まずは合同会社で初めて、不都合があったら株式会社に変更すればいいですね。
実はその方が最初から株式会社を選択するより安かったりします。もう意味わからんですね。
世の中、不合理なことばかりです。しかし、時間は有限というのは真理です。
悩んでる時間があったら合同会社を設立して融資相談のTELをかけましょう!
では、また!
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