こんにちは、投資の力でアーリーリタイアを目指しているミドリムシです。
今回は、超便利な指標IRRのご紹介です。
IRRを使うと
様々な投資の利回りを定量的に比較できちゃいます!!
例えば、こんなことはないでしょうか?
- 年利6%を期待できる米国株インデックスと、レバレッジを聞かせた表面利回り10%の太陽光投資だとどちらがよい投資かわからない
- 毎月配当が出るけど値上がりが期待できない株と、配当がないけど値上がりする株だとどっちがよいか判断できない
こんなときに、IRRという指標を使えば定量的に比較できちゃいます。
IRRって何?
すごーくざっくりいうと
IRR = 結局その投資の利回りは何%なのか、複利も考慮して算出される指標
本当は割引率が~という説明が正しいのでしょうが、私は「割引率」といわれても
今日の1万の方が、来年貰える1万よりも価値があるよね!だって、今日の1万は1年間運用できるじゃん!!
ぐらいの感覚でしか「割引率」を理解してません。
なので、超ざっくり「複利も考慮して算出される利回り」という理解でIRRをとらえています。
で、IRRってやつで何がわかるのか?
太陽光投資を行う際に、いろいろ皮算用するのですがパラメータが多いんですよね。
ソーラーパネルの経年劣化を考慮して、少しずつですが売上が減少するシミュレーションを行ったり、同時に、償却資産税も減っていくし。さらに、銀行融資の返済が「元金均等」だと、返済額もどんどん減っていく。でも、「元利均等」の方が初期の段階でCFが出るからいいのかなぁーとか。
CF出たほうが、再投資に回せるから自己資金多いほうがよい?でも、自己資金少なめにして他の投資に回したほうがいいのかな?
結局、この投資ってVTIに投資するより有利な投資なの?
みたいに、迷子になりました。
実質利回りで評価したり、CCRで評価したりしましたが、これらの指標では「CFを再投資した場合」まで考慮できず。。。なかば、えいやーで投資判断を行いました。
そこで、IRRですね。
3年間の投資期間で毎年1万円の利息が入る定期預金と、1年目で2万円、2年目で1万円の配当金がでて3年目で買値と同値で売却した株のIRRを見てみます。
初期費用 | 1年目 | 2年目 | 3年目 | IRR | |
定期預金 | -100 | 1 | 1 | 101 | 1.00% |
株 | -100 | 2 | 1 | 100 | 1.01% |
同じ、3年間で3万円の利益です。しかし、IRRで見ると0.01%だけ株の表が利回りがよかったという評価になります。
これはIRRが「割引率」を考慮しているからです。
このように、条件が微妙にことなる投資商品を同じ尺度で比較できるのがIRRなのです。
IRRってどうやって計算するの?
小難しいことは書きません!簡単です。
Excelが使える環境を用意して、スマホで「Excel IRR」でGoogle検索してくださいw
まじで、これでわかります。「IRR」という関数を使うだけです。
必要なパラメータは、先ほどの例でだした「初期費用」、「各年のCF」、「売却時の金額」だけです。
ミドリムシはどこでIRRに出会ったのか?
すごーく便利なIRRですが、私は玉川陽介さんの「不動産投資1年目の教科書」で出会いました。
そして、この本の存在を知ったのは有名ブロガーひーやんさんの「ひーやんの欲張り不動産投資」です!!サラリーマンが初めての不動産投資で、土地から新築アパートを企画するというセミプロ投資にチャレンジする!!そんな、貴重な体験談を公開してくれています。
私もひーやんさんに、触発されて土地からの新築アパート投資が気になり始めています。これから、不動産投資をする方は「ひーやんの欲張り不動産投資」をチェックしたほうがよいと思います。
関連記事
関連記事です。
「不動産投資1年目の教科書」は、他の教科書系の書籍とは一線を画す良書だと思います。勝手に必読の書と位置づけております。以下の記事もご覧ください。
-
書籍|「不動産投資1年目の教科書」は初心者に必須のツールが付いてくるコスパ最強の本
こんばんは、出張先の静岡は藤枝のホテルからお送りしております。 投資の力でアーリーリタイアを目指いしています、ミドリムシです。 最近は、不動産投資に興味を持ち始めておりまして、もっぱらインプットばかり ...